いい香りの化粧品…でも香料は肌にとってOK?

いい香りの化粧品を使うと、とても心地いいですよね。

わたしはこの香りの効果は大きいと思うのです。

それなのに、無香料のものしか使わないという人もいます。

今までに化粧品かぶれを起こした経験があって、その原因が香料だったという人が多いのです。

でも、本当に香料が合わなかったのでしょうか?

というのは、思いこみや勝手な判断をしている人がたくさんいるからです。

きちんとカウンセリングを受けて、スキンケアの説明に納得した人には、ほとんど化粧品かぶれはありません。

何十年も前には、精製されていない粗悪な香料を使っていたようですが、今や香料メーカーは、あらゆる研究をして安全性対策に取り組んでいます。

なかには、本当に香料が合わない人もいるので、皮膚科などの専門機関でのパッチテストをおすすめします。

また、薬局でパッチテストのキットが売られているので、自分でも簡単にできます

化粧品の香りは、以前は原料臭を消すためとか高級感を演出するためといわれていました。

今はアロマセラピーを応用した、アロマコロジーと呼ばれる効果のためです。

これは、心理学のサイコロジーからきたものです。

なぜ、香りをおすすめするかというと、化粧品を長く楽しんで使い続けるために必要なのと、精神的なリラックスにとてもいいからです。

気に入らない香りの化粧品だったら、その効果は無香料のもの以下ですから、気に入った香りを選ぶことです。

香りのないものは飽きるのも早く、その味わい度合いも浅くなるはずです。

ちょうど料理を食べるときに香りがしないと、味覚が鈍くなるのと似ています。

ちょっと試しに鼻をつまんで何かを食べてみてください。

たとえ、匂いのきついキムチでもただの白菜の漬物と感じてしまうくらいですから…。

いい香りの化粧品は効果が倍増するはずです。

わたしは、少し甘くて爽やかなフローラルハーブ系の香りをおすすめします。

リラックスに最適ですよ。
また、柑橘系のフレッシュな香りは気持ちの切り替えができます。

無添加化粧品・天然由来の化粧品が、100%安全とは限らない

はっきりいって、無添加化粧品などという定義はありません。

安全はもっと別のところにあると思います。

クリニークが日本に上陸したときに、「アレルギーテスト済み」という目新しい表示が受けて、化粧品の安全性へ関心が高まりました。

でも、スキンケア化粧品はほとんどアレルギーテストが実施されていたのです。

ただ、公表していなかっただけ。

一種のマーケティング戦略の勝利です。

したがって、無添加化粧品や天然由来成分も、そうした売るための戦略です。

安全性に真剣に取り組んでいるブランドの化粧品こそが、真に安全なものだと思います。

以前、薬事法の改定があったときに、肌トラブルの原因となる成分(指定成分)について表示する義務が生じて、防腐剤、安定剤、界面活性剤などの代表的な成分を表示しなければいけなくなりました。

無添加化粧品とは、これらの指定成分が入っていないもの、のことでした。

今では、そういった指定成分だけでなく、すべての成分を表示することになっているので、無添加の意味がなくなってしまったわけです。

確かに、パラベンなどの防腐剤は、たくさん使ってしまうと皮膚トラブルの原因になるといわれています。

でも、使い方によっては、最後まで安全に製品を保つのに役立ちます。

防腐剤をまったく使っていなければ、すぐに腐ったりカビが生えたりする心配があります。

防腐剤を使わず、一回分の洗顔フォームをパックしたものや、開封したら冷蔵庫に保管する小さなビンに入った化粧水なども売られています。

そういう化粧品は、毎日新鮮なものを使うことができ、肌によさそうな気がするので、つい買ってしまいます。

でも、実際はどうかというと、一回分が多すぎるので、二~三日で使ったり、冷蔵庫に入れっぱなしになったりします。

そういう人は、意外と多いのです。

それを捨てれば問題ないのですが、「もったいないし、きっと大丈夫だわ」とつい使ってしまう。

そうなると、肌が敏感な人は、トラブルのもとになる恐れがあります。

天然由来成分も、安全な天然成分のみ使用するのであればいいのですが、天然だからこそどんな作用をするかわからない部分もあります。

オーガニックの規定が厳しいので、成分の種類が制限されてしまうこともあります。

すると、おのずと効果も限界がありますよね。

そう考えると、天然ではなくて、科学的なものが安全で、効果的な場合もあるのです。

だから、無添加、天然由来の化粧品はただ「安全・安心な気がする」化粧品といえます。