乳液やクリームなし、美容液だけでもいいの?

同じ季節でも、人それぞれの体感温度が異なるので、衣類の重ね着も違ってきますよね。

肌のタイプによって使う乳液やクリームが違うのは当然のこと。

乾燥しやすい肌であれば、必ずしっとりするタイプを選び、乾燥の気にならないオイリーな肌であれば、さっぱりとした使用感の水分バランスを取るような乳液やクリームを使いたいはず。

ベーシックスキンケアと美容液の考え方は、毎日の食生活とサプリメントの関係と同じです。

乳液やナイトクリームは、一日三回の食事。

そして、美容液はサプリメントで、食事で足りない栄養分を補う補助的なもの。

健やかな食生活にはバランスのいい食事をとることが必要なように、毎日のスキンケアは欠かすことのできないものです。

サプリメントだけでは、エネルギーとなる栄養分が摂取できません。

また、日常の食事だけでは不足しがちなビタミン、ミネラルなどの栄養素をサプリメントで補うことも必要です。

美容液はサプリメントと同じなので、その人の肌に足りない栄養を与え、働きを活性化してくれます。

こうして毎日のお手入れの中には、必ず乳液やクリームを使いながら美容液をうまく取り入れることが、肌の悩みやトラブルを解消する近道となります。

美容液は今やお手入れには欠かすことのできないものですが、だからといって、ベーシックスキンケアは省かないでくださいね。

入浴中のマッサージは逆効果です
バスタイムのマッサージは、さまざまなところでおすすめの美容法として紹介されています。

が、実はおすすめできないのです。

確かに血行も促され、湯気がスチームのかわりをするので、エステのような効果が期待できそうです。

しかし、バスタイムの肌の働き、生理機能から考えると決していいとはいえません。

湯船に浸かっているときの肌は、どんな働きをしているのでしょう?このときの肌は体全体の血行がよくなり、皮膚温や体温が高くなることで、発汗作用が促され排出作用が高まっています。

すると、肌は毛穴につまった汚れや老廃物を外に出そうとします。

そのときにマッサージをすると、その排出作用が妨げられてしまうのです。

マッサージは血行を促し、肌の吸収作用を活発にして美容成分(有効成分)を肌に浸透させてくれます。

その多くは毛穴の毛のう壁を伝わって吸収されます。

フェイシャルマッサージやエステティックは、その吸収作用を高めながら行います。

残念ながら、入浴中は吸収作用が高まっていません。

せっかくマッサージをするのなら、入浴後の肌の汚れが取れ、新陳代謝が活発になっているときに行うのが効果的ですね。

マッサージ用のクリームやオイルを使うのが面倒な場合は、ナイトクリームなどを多めに取り、手のひらで温めてからマッサージすれば、ふき取りを省くこともできます。

入浴直後のお手入れは避けましょう

前項でも述べましたが、入浴後の肌は清潔になっていて吸収作用も高まっているので、お手入れをするには最適です。

ただ、入浴直後の火照った肌はまだまだ発汗するので、排出作用が収まっていません。

このときは、化粧水で水分補給をしましょう。

コットンにたっぷりと含ませて、中から外へ、下から上へとふき取れば、洗顔後にはがれやすくなった老化角質が取れます。

また、角質細胞もふやけた状態なので、水分の浸透がスムーズになります。

水分をたっぷりと補給したいときは、手のひらに取り、したたるくらいにつけます。

しばらくは、手のひらで包みこむようにして肌になじませましょう。

さて、充分に水分補給もでき、発汗作用も収まりました。

それから、美容液やクリームを伸ばします。

ここでちょっとしたアイデアを。

最初は少なめの量を顔全体に伸ばしておきます。

おやすみ前にリラックスタイムを過ごして、寝る直前にもう一度ナイトクリームを重ねづけするのです

これからがお肌のゴールデンタイムで、吸収作用が高まるときですから。

また、特別なお手入れをするのも、入浴後しばらくして肌が落ち着いてからがいいでしょう。

マッサージクリーム(オイル)でマッサージをすると、肌に必要な美容成分もすんなり吸収されます。

マッサージで角質を柔軟にすれば、角栓も取れやすくなるので、その後にパックをするとより効果的です。

クレイタイプのパックがいいでしょう。

細かなクレイ粒子が皮膚表面を滑らかにしてくれます。

肌のタイプや季節にもよりますが、週に一度くらい取り入れると、ターンオーバーもスムーズになります。